監督・部長・コーチ 挨拶

明治大学スケート部 総監督
佐々木 創

4年生中心に強い明治を体現 

 まず初めに、昨年度も体育会スケート部スピードスケート部門の活動にご理解・ご支援をいただき、OB会の皆様には心からお礼申し上げます。また、1年間、選手たちと共に活動・指導をしていただいた羽田監督・新山コーチにも深く感謝いたします。昨年度については、スピードスケート部門において、17年ぶりとなる佐藤天海(政経4年)の2年連続インカレ優勝や、総合3位という古豪の復活を実感しております。これもひとえに、皆様の支えと学生が結果を追い求め努力した結果だと思います。全ての部門において、スタッフ・4年生が中心に、強い明治大学を体現してくれました。

 在学生については、これからもスポーツのみならず学生としても勉学に励み、OB・OG・父母・指導者をはじめ様々な方々に感謝の気持ちを忘れず、成長してくれることを期待しております。

 卒業生の皆さんは、ここからが改めてスタートになります。明治大学で学んだことを生かし、社会で大きく活躍してくれることを期待しております。

 この場を借りて、皆様に心からのお礼を申し上げます。皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。私たちは、皆様の支援とご指導のもと、さらなる成長と活躍を目指してまいります。今後も体育会スケート部スピードスケート部門は、明治大学の名を世界に広め、活動の一層の発展に努めてまいります。引き続きのご支援とご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

明治大学スケート部スピード部門 監督
羽田 光希(平成28年)

伝統の明治の歴史に新たな1ページを 

 明治大学スケート部スピード部門の監督の羽田光希です。日頃より明治大学をはじめ、駿台氷愛会、全国各地のOBを含む関係者、父兄の皆様、そして応援して下さるすべての皆様に心より感謝申し上げます。

 2023年シーズンは、コロナ禍にあった様々な制限も緩和され、以前のような雰囲気が戻り、多くの声援の中で競技する事ができました。声援があると、良い意味での緊張感があり、皆様の応援の有り難みや選手の力になることを改めて実感致しました。インカレ(2024年1月)では、佐藤天海の2冠をはじめ1年生の活躍もあり、結果を残すことができました。チーム一丸となり、選手1人1人がベストを尽くし、部門では目標の3位以内を14年振りに達成する事ができました。

 応援に来て頂いた学校関係者、駿台氷愛会、OB関係者、父母会の皆様、応援してくれた全ての方と選手、スタッフ全員が明治大学として、1つのチームとなり戦えた事に嬉しく思い感謝しています。

 しかしながら、まだまだ上があります。これで満足せず今シーズン以降も更なる高みを目指してどんな状況でも決して驕らず、謙虚に学び、尊大にならず心にぐっと秘めた闘志を燃やす。人間的にも競技成績でも他校を圧倒する選手を育てていきたいと思っています。伝統の明治の歴史に新たな1ページを刻むべくこれからも全力で頑張って参ります。

 遠征先で諸先輩から頂く温かいお言葉は選手たちにとっても大きな力になります。ぜひ今シーズンも多大なるご支援をよろしくお願い申し上げます。若輩ではございますが今後ともご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。

明治大学スケート部 部長
小野島 真

創部100周年を控え、常勝明治の活動を学内外に周知 

 時が過ぎるのは早いもので、スケート部長に復帰して1年が経ちました。スケート部全体としては、目標としていた総合優勝(男子)を実現することができ、大学からも表彰していただくなど、概ね順調なシーズンを終えることができました。

 特に嬉しかったのは、スピード部門で久しぶりに部門総合3位となり、表彰台を達成できたことです。振り返るとスピード部門総合での表彰台は、黒岩信充君が主将だったインカレ以来十数年ぶりであり(その当時、小生は副部長だったように思います)、伝統あるスピード部門の復活を感じさせるものでした。  

 選手達、そして指導陣に感謝するとともに、応援していただいた駿台氷愛会の皆さんに厚くお礼申し上げます。2名の4年生が卒業いたしましたが、新たに3名の新入部員を迎えることになります。卒業した佐藤君、西山君の前途を祝すとともに、新入部員を迎えた新たなチームがさらに上の順位を目指してくれるものと期待しています。

 さて、明治大学体育会スケート部は、来年100周年を迎えることになります。現在、100周年に向けて、準備委員会が発足しており、2025年の祝典に向けて準備を続けております。常勝明治を支えて下さったOB、OGが一堂に集い、現役学生と新たな歴史の積み重ねを誓う会になればと願っています。同時に100周年を控え、イベント開催や情報発信を積極化し、歴史ある明治大学スケート部の活動を学内、学外に周知したいと考えております。駿台氷愛会の皆様のご協力をお願いするとともに、祝賀会等でお会いできますことを心より願っております。

明治大学スケート部スピード部門 コーチ
新山 強(平成25年卒)

 更なる高みを目指し、選手と共に戦っていく

 2019年シーズンより明治大学スケート部でコーチを仰せつかっております新山強でございます。日頃よりスケート部の活動にご理解とご協力、応援を頂いておりますOBの皆様、また父兄の皆様におかれましては心より感謝を申し上げます。

 OBの皆様から受け継いだ伝統を後輩たちにも伝承していくべく、日々精進を積んでいるところでございます。

 2023年シーズンは、4年生が2名、3年生が4名、2年生が4名、1年生が5名、計15名の布陣でトレーニングを積み重ねてきました。2名しかいなかった4年生を中心に合宿のたびにチームがまとまり、2024年1月に開催されたインカレでは、学校対抗得点で14年ぶりの3位になるなど進境著しい1年となりました。インカレには数多くのOBの方が応援に駆けつけてくれ、これも選手の力を後押ししてくれたのだと思っています。本当に良いシーズンでした。

 2024年シーズンは更なる高みを目指し、選手と共に頑張っていきたいと思っています。遠征先で諸先輩から頂く温かいお言葉は選手たちにとっても大きな力になります。

 ぜひ、今シーズンも多大なるご支援、活動へのご協力をお願いするとともに、みなさまのご健勝をお祈り申し上げます。今後ともご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。

明治大学スケート部スピード部門 コーチ
山本 大史

 選手たちが活躍できるようコーチとして日々精進

 この度、明治大学スケート部スピード部門のコーチに就任いたしました2021年卒の山本大史と申します。2023年度まで青森県競技力向上対策本部に所属し、プロとして競技活動を行っていました。これからは明治大学スケート部こ選手の皆さんと一緒になってご指導をさせていただきます。よろしくお願いいたします。

 さて、実は2023年8月から2024年3月のシーズンオフまで明治大学スケート部と一緒に練習を行っていました。

 その際、選手と話す機会がありましたが、「今の環境は…」という言葉を自分が多く使っていることに気がつきました。

 現代は羨ましいほどにスケートが速くなれる情報が豊富に流れ、手に入る環境が整っています。私自身の学生時代の環境が恵まれていなかったというわけではありませんが、SNS等が発達し、情報が富んだ現代社会ではスケートの練習方法や考え方を沢山学ぶことができると思います。

 しかし、一人一人の体格や感覚は異なりますし、スケートが速くなる方法もそれぞれ異なります。

 スケートは個人スポーツなので、近年確立されつつはあるものの、基本的には共通の指導法はありません。明治大学スケート部に携わっているスタッフもそれぞれ選手時代に学んだ環境は異なるので、指導法が違うのは当然です。

 そこで、今の選手たちに求められることは、その情報が自分に合っているのかどうか見極める能力だと私は考えています。

 明治大学スケート部では監督コーチ共に日々のメニューのねらいを選手に共有をしています。この環境であれば、私が経験してきたものを選択肢として選手に伝えていく事が可能であると思い、コーチを引き受けることにしました。

 現在コーチとして指導法の引き出しや伝え方を1つでも多く増やすために勉強しています。常に選手よりも一歩先に進み、信頼されるコーチとなり、多くの選手達がこれまで以上に活躍できるよう日々精進してまいります。

 若輩者ではございますが、よろしくお願いいたします